2024/4/27 #日常 #横手支店
恒例の体力測定 羽黒山
こんにちは 総務課スタッフです。
表題の羽黒山。
私と羽黒山の出会いは数年前のことになります。
以前ブログに書いた『永遠の上司』から旅行に誘われ、その旅行というのが山形の宿坊へ泊り、翌日羽黒山へ登るというものでした。
皆さんはご存じでしょうか羽黒山。出羽三山の一つ。
そして2446段の階段。
当時の私は羽黒山など名前を聞いたことがある位。
無限に続くような階段の存在も知らず、「旅行!」「宿坊!!」と未経験の楽しそうなことに気分はうかれ、いそいそと出掛けたのです。
翌日うかれ気分は一気に地獄。
「趣味は登山」と豪語する上司に遅れないように付いていくだけで精一杯の私。
汗だくで登り下りが終わり、颯爽と「おつかれ~またね~」と帰る元上司。
登山を趣味にする人にしたら低山に過ぎず。
かたや私は帰りの車の運転では足がつりそうになり「もう二度と羽黒山へは行かない」と思っていました。
その「もう二度と行かない」と思っていた羽黒山。
自宅へ帰ると階段の登り下りの辛さを忘れ、五重塔や御神木の爺杉の神々しさや登り切った後の神社の参拝、また登っている途中の神聖な気分も気持ちよく、加えて「運動不足を実感する」として、主人を誘い翌年また登りました。
以来「年一回の体力測定を兼ねて羽黒山へ行く」ことが我が家の恒例となったのです。
あれから何度登ったことか。
息子とも二度登った事があり、私のことを「この世で一番怖い存在」と言っていた息子が「マジか!!」と私の体力のなさに呆れて、一気に私の評価が下落しました。
体力は老人なのです。
恒例の羽黒山は毎年7月に登っていたのですが、今年は早めの実行となりました。
今年は登れないかも…今年は途中で戻るかも…毎回そのように思います。
なんなら頂上へは車で行けるはず…
車で行こうか、参拝だけにしようか。毎回迷います。
そしてその迷いを振り切り登り始めると「この階段から滑って落ちないように丸太で手すりでも付けてくれ」…「いや、いっそエレベータで登れるようにして」…心のなかでそう思っています。
何度となく心の中で思った「無理~~~」。
その都度救われたのがすれ違う人ごとの「こんにちは~」「あと少しですよ~」の声掛け。
日常生活で路上を歩いているときにはない挨拶に元気をもらい今年も登りきることができました。
当たり前ですが翌日は足と言う足が筋肉痛。
会社では通常の顔をするのに苦労しました。
「運動不足すぎるから、来年からは年二回登るからな。春と秋!」と主人に言われ年一回は年二回になる我が家の恒例行事になりそうです。